名前 | ストロンチアン石 Strontianite |
分類 | 炭酸塩鉱物 |
グループ | 霰石グループ |
化学組成 | SrCO3 |
結晶系 | 斜方晶系 |
硬度 | 3.5-4 |
比重 | 3.7 |
屈折率 | 1.67 |
色 | 白,無色,灰色,黄色,緑 |
光沢 | ガラス光沢 |
劈開 | 完全 |
断口 | 貝殻状から不平坦 |
条痕 | 白 |
ストロンチアン石は意外と少ない炭酸塩鉱物で、セレスチン同様少数のストロンチウム鉱物のうちの1つです。1787年、スコットランドの町ストロンチアンで発見され、同時に新元素ストロンチウムの発見に至りました。名前はこの町に因んでいます。代表的な形状は房のようになった放射状に伸びる針条の結晶です。偽六角形の双晶をしていることがあり大きいい結晶はまれです。産業的な利用としては花火の色付けに使用され他X線の遮蔽材として重要な鉱物でドイツで採掘されていました。放射状に伸びた白い結晶がとてもきれいでコレクターにもたいへん人気があります。 |
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