名前 | スミソナイト<菱亜鉛鉱鉱> Smithsonite |
分類 | 炭酸塩鉱物 |
グループ | 方解石グループ |
化学組成 | ZnCO3 |
結晶系 | 三方晶系 |
硬度 | 4-4.5 |
比重 | 4.30 - 4.45 |
屈折率 | 1.85 |
色 | 無色,アップルグリーン,紫,黄色,白, 茶,青,オレンジ,ピンク,灰色、赤 |
光沢 | 真珠光沢、絹糸光沢 |
劈開 | 完全 |
断口 | 不平坦 |
条痕 | 白 |
和名では名前の頭に”菱”が付いていますので菱鉄鉱などのように「方解石グループ」だということが分かります。英名の”スミソナイト”はスミソニアン協会の創設者であるジェームズ・スミソンの功績に因んで付けられました。スミソナイトの最大の特徴は表面が絹糸から真珠のような素晴らしい光沢をもつとても美しい鉱物です。さらに様々な色がありカラーキャンドルを溶かしたような美しさをしています。特にアップルグリーンやピンクはラベンダー色は最も有名な色です。また黄色もたいへん美しい色合いです。本来は無色の鉱物です。主に葡萄状が一般的ですが、ツメブ鉱山からはマンガンを含みピンク色になった菱面体や水晶に似た無色でシャープな結晶が出ています。これらは希少鉱物にされています。スミソナイトはあまり多くはありませんが今でも亜鉛の鉱物として利用されています。スミソナイトは閃亜鉛鉱のように他の多くの亜鉛鉱石鉱物の元になった鉱物と考えられています。世界中の多くのコレクターにとってたいへん魅力のある鉱物のひとつです。 |
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