名前 | セリグマン鉱/ セリグマナイト / Seligmannite |
分類 | 硫化鉱物 |
グループ | セリグマン鉱・車骨鉱シリーズ |
化学組成 | PbCuAsS3 |
結晶系 | 斜方晶系 |
硬度 | 2.5 - 3 |
比重 | 5.38 - 5.44 |
屈折率 | - |
色 | 暗い鉛色、黒 |
光沢 | 金属色 |
劈開 | 不明瞭 |
断口 | 貝殻状 |
条痕 | 灰褐色 |
セリグマン鉱はスイスのレンゲンバッハで見つかった鉛と銅の硫化砒素鉱物鉱物で黒く光輝のある微細な結晶の集合で産出します。珍しい鉱物で大きい結晶はなく、車骨鉱(Bournonite PbCuSbS3)と固溶体で砒素とアンチモンが入れ替わります。またこの原産地からは101の鉱物が見つかっておりそのうちレンゲンバッハ石やセリグマン鉱、ヨルダン鉱など25種類がここを原産地とする、稀産鉱物地帯でもあります。車骨鉱に砒素が加わるとヨルダン鉱(Pb14(As,Sb)6S23)になりセリグマン鉱とヨルダン鉱はよく一緒に産出します。いずれも同じ産地を原産とする珍しい鉱物です。 |
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