青金石,ラピスラズリ,ラズライト,Lazurite
名前 青金石/ラピスラズリ/ラズライト Lazurite
分類 珪酸塩鉱物
グループ 方ソーダ石グループ(准長石グループ)
化学組成 Na6Ca2(Al6Si6O24)(SO4,S,S2,S3,Cl,OH)2
結晶系 等軸晶系
硬度 5.5
比重 2.4
屈折率
青色(ウルトラマリン)
光沢 樹脂光沢、ガラス光沢
劈開 なし
断口 不平坦
条痕
日本では「瑠璃」と呼ばれるこの青い貴石「ラピスラズリ」は、ラテン語で「ラピス」とは石を指し、「ラズリ」とは「夜空の深い青色」を意味します。「星の輝く天空の破片」といわれるように、その美しさは古代より人を魅了してきました。
最古のものでは紀元前4000年、古代エジプト王朝が成立する以前のナカダ遺跡からラピスラズリの装飾品が出土しています。これ以後、エジプトやメソポタミアなど広範囲の遺跡から出土しています。ラピスラズリはアフガニスタン東北部のバダクシャン山中の鉱山でしか取れない希少な石だったのですが、すでにこのころから広く交易が行われていたようです。バダクシャンでの最初の採掘は紀元前4000年ごろからはじまったようです。古代エジプト王朝ではラピスラズリは、高貴な人の装飾品や、埋葬時の副葬品や薬用、化粧品に利用されていました。日本にも伝えられ、奈良の正倉院の宝物の中にもこのバダクシャン産のラピスラズリがあしらわれたものがあります。
鉱物名は「ラズライト」で産地が少なく貴重な鉱物です。アフガニスタンが主な産地で黄鉄鉱を伴います。青の発色は硫黄によるものです。

商品番号 LAZ042
標 本 名 ラピスラズリ <アフガニスタン>
産  地

Sar-e-Sang, Kokscha Valley, Badakshan, Afghanistan

サ イ ズ 37x17x17mm / 14g
価  格

¥6,800

説  明

一面がきれいに磨いてあります。パイライトを伴っています。