名前 | 紅安鉱 / ケルメサイト / Kermesite |
分類 | 硫化鉱物(sulfides) |
グループ | |
化学組成 | Sb2S2O |
結晶系 | 三斜・擬単斜 |
硬度 | 1.5 |
比重 | 4.7 |
屈折率 | |
色 | 暗紅色(鮮紅色) |
光沢 | ダイヤモンド光沢 |
劈開 | 完全 |
断口 | 貝殻状 |
条痕 | 赤褐色 |
紅安鉱は少し変わった硫化鉱物です。2個のアンチモニーと個の硫黄の間に酸素がひとつあります。輝安鉱が酸素の流体にさらされたとき輝安鉱(Sb2S3)は酸化され硫黄が酸素によって置き換えられ方安鉱(Sb203)へと変化していきます。通常硫黄は完全に酸素に置き換えられますが、稀に酸化が途中で止まる場合があります。このとき硫黄1個を酸素に置き換えた紅安鉱(Sb2S2O)が生成されます。その独特の色合いは鮮紅色と呼ばれ金剛光沢をしています。 |
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