クロム鉄鉱 / Chromite
名前 クロム鉄鉱 / Chromite
分類 酸化鉱物
グループ スピネルグループ(磁鉄鉱系列)
化学組成 FeCr2O4
結晶系 等軸晶系
硬度 5.5
比重 4.6
屈折率 2.16
光沢 亜金属光沢
劈開 なし
断口 貝殻状
条痕 茶色
クロム鉄鉱は重要な金属クロミウムの重要な鉱石です。クロム鉄鉱は地下の深い部分で超苦鉄質のマグマにから生じる最初の鉱物のうちの1つで、マグマが地殻の内部でゆっくり冷えてクロム鉄鉱を生成します。クロム鉄鉱は橄欖岩のような苦鉄質岩で見つかりますが、橄欖岩が変質した蛇紋岩でも見つかります。クロム鉄鉱はその初期の結晶として高温と圧力で生成されるためこの特性を利用して、橄欖岩と共に溶鉱炉のブロックなどにもに使用されます。黒色の亜金属光沢をした鉱物ですが、表面に緑色の灰クロム石榴石や紫色の菫泥石などを伴います。クロム鉄鉱はすべてある程度の鉄が置換されマグネシウムを含んでいますがこのマグネシュウムが鉄より多くなるとクロム苦土鉱と呼ばれる別の鉱物になります。


商品番号 CRM018
標 本 名 クロム苦土鉱/クリノクロア
産  地 Delight Quarry, Soldiers' Delight ridge, Delight, Baltimore Co., Maryland, USA
サ イ ズ 43x34x25mm/ 51g
価  格 ¥3,900
説 明 黒い部分がクロム苦土鉱、紫色はクリノクロアです